クラウドサーバーでBlenderを簡単にレンダリング!!
クラウドサーバーでBlenderを簡単にレンダリング!!
自分のパソコンでレンダリングすると、パソコンの動作が重くなってしまう方にお勧めです。
手順
以上です。
簡単!!
注意点
レンダリングはCyclesしか選べません。動画で出力する場合はフレームレートなどの設定はできません。
早速、はじめましょう。
1. アカウントを作る。
GitHubというサービスのアカウントを作ります。無料で使うことができ、クレジットカードの登録も不要です。
アカウントの作り方は以下のサイトで詳しく解説されているので、そちらを参考にしてください。3分程度で終わります。
アカウントが作成できたら以下の画面になったはずです。
- サーバーを使うためアカウントを作る(無料)
が完了しました!!
次に、blendファイルをアップロードする場所を作ります。
少し大変かもしれませんが、使いまわしができるので2回目以降は簡単にレンダリングすることができます。
一番左のCreate a repository をクリックします。以下のような画面になります。
赤枠のところを書いてあげましょう。
そしたら、以下の画面になります。
次に、Code▼ のボタンを押して、赤枠のUpload filesをクリックしてください。
このような画面になります。いったん、そのままにしてください。
そしたら一回別のタブを開いて、以下のリンクにアクセスしてください。
Code▼ のボタンを押して、赤枠をクリックしてZIPファイルがダウンロードされるので、ダウンロードされたら展開しておきましょう。
あと少しでレンダリングできます!!
残りのやることは、ダウンロードしたフォルダにBlenderのデータを入れてアップロードするだけ!!
すでにblendというフォルダにMiraikomachi.blendというファイルがありますが、これはサンプルで筆者が使ったデータです。以下のサイトからダウンロードできます。
自分のデータでレンダリングしたい方はblendフォルダの中を差し替えてください。また、テクスチャがある場合はそれらのデータのフォルダに入れてください。ファイルの移動でテクスチャが外れていないか確認してください。
また、特にレンダリングしたいものがない方はダウンロードしたフォルダのままでもレンダリングできます。
renderConfig.txt というファイルはレンダリングする際の設定ファイルです。少し説明します。
renderConfig.txt には以下のように書かれています。
FILENAME=Miraikomachi.blend
START=1980
END=1999
VIDEO=1
- FILENAMEには自分がblendフォルダに入れたblenderのファイル名をかいてください。
- STARTにはレンダリングしたいアニメーションの開始フレームを書いてください。
- ENDにはレンダリングしたいアニメーションの終了フレームを書いてください。
- VIDEOには動画を出力したいかを書きます。(する場合は1、しない場合は0)
- 画像をレンダリングしたい場合はSTARTとENDに同じフレームの数字を入れてください。
例:Miraikomachi.blendの0フレームから10フレームをレンダリングし、動画を作成したい場合
FILENAME=Miraikomachi.blend
START=0
END=10
VIDEO=1
例:test.blendの100フレームのみをレンダリングし、動画を作成しない場合
FILENAME=test.blend
START=100
END=1000
VIDEO=0
注意
1度に100フレーム以上レンダリングすることはできません。また、数字は半角で入力してください。全角:0、半角:0
imgフォルダに画像が入っていますが、中身をすべて削除してください。blender.mp4も削除してください。
これで準備は完了です!!!!!
先ほど準備した場所にダウンロードし、展開、設定したフォルダの中身をアップロードします。
おそらく途中でファイルのアップロードが止まってしまうので、アップロードできなかったファイルは少しづつアップロードしてください。
そしたら下の緑のボタンを押します。すると、レンダリングが開始されます。
blendファイルが大きくアップロードできなかった方は、git を使うとアップロードできます。
しばらくしてレンダリングが完了すると、赤枠内に画像と動画が生成されます。
終わり。